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ドイツっぽく便意を伝えたい

　素敵なものを見つけた。


『ドイツっぽく便意を伝えたい』(リンク先、音が出るので注意)

　こんなギャグは好きだ。エスプリともちょっと違う。
　機知に富んだ言葉遊び。ウィットもある。ナンセンスだ。ヒトラーと便意。ブラームスと便意。大衆演説と便意。取り合わせが絶妙である。

　ハイル　フーデルベン　ミーデルベン
　ヘーヒルト　ベンデル　フンバルト　ヘーデル　ベンダシタイナー
　フンデルト　モレル　ケッツカラデルド
　フンベン　モルゲン
　モーデルワ　イッヒ　アーデル　ゲーベン　ワーデル
　
　そして一言で片付けるならば、“バカ丸出し”ですね。もう大好き。　
　
　
　ところでヨーロッパ人には馬のしゃっくりと揶揄されたり、日本人からは発音がエロチックとか言われているドイツ語の響きがおれは好きで、ウンコネタとあいまってこの辺ギャグは個人的な「ツボ」なのだけれども、人によっては嫌悪感を覚えることもまた事実。
　そんな方のために、本日は気取ってクラッシック曲レビューなどをやってみたいと思います。口直しにどうぞ。


　☆ 曲名 Leck mich im Arsch
　☆ 作曲者　Wolfgang Amadeus Mozart

　1782年。音楽の都、ウィーンで作曲されたカノン形式の楽曲。作曲者はウィーン古典派3巨匠の一人であるモーツァルトだ。歌詞は全面ドイツ語で構成されている。
　男声4部合唱は男声合唱におけるポピュラーなスタイルであるが、この曲は男子6声のカノンである。そのためか低音域にたいへん広がりがあって、荘厳かつ重厚。何より美しい。一般的にはあまり有名ではない点が、悔やまれる。
　ちなみに“leck”は日本語で“なめろ”である。“mich im Arsch”は“おれのしり”だ。題して『おれのしりをなめろ』。まだ聴いたことはない。

2007年01月19日 雑文 トラックバック：0 コメント：0