この先どうなるか分かりませんが、不定期更新シリーズです。
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【あらすじ】
とある取引先が1年前より金を払ってくれず、不払い総額は発泡酒2500缶分。相手方はのらりくらりと逃げて、悠々自適の生活を満喫中。日常に刺激を求め、さあ、訴えてやる!
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そんなわけで、革ジャン+アメリカンバイク姿で裁判所へ突入。周囲はスーツ姿の人間ばっかりである。これでは、どこからどう見てもおれは「呼び出された被告」だ。
玄関に飾られている看板が何ともいかめしく、ちょいびびった。
まずは館内を物色。駐車場では桜が舞い散っているというのに、館内は真逆の暗い雰囲気である。警備員の視線が痛くなってきた。トイレに逃げ込もう。

脱糞後の記念撮影。
数々の被告が、来る判決結果におののきつつ、ウンコを排出したトイレであろう(多分)。ある者は痴漢えん罪に怯えつつ糞をひりだし、またある者は因果応報の巡りに改悛しつつ脱糞したのだ。大変、重みのある大便所である。
ちなみに裁判所内では一切の写真撮影が禁止されていた気がする。トイレぐらい撮影したっていいじゃないか。おれが許可する。
受付案内所へ。
受付にいるのは、絵に描いたような無愛想なおっさんだった。いかにも裁判所らしい。
民事訴訟の手続きを踏みたいんですが……と伝えたところ、おっさんは肘から先を45度ほど傾けて、前方を指さした。
「あっちの方」
いつか刺されるぞ、この野郎。オヤジにガンをつけながら、担当部署を捜索する。そうだ。ついでに告発しとこう。某地方裁判所の受付オヤジは態度を悔い改めろ。
勘で入った部屋で一応あっていたようである。
不況のせいかどうか知らぬが、受付待ちが大勢おり、10分ほど別部屋で待たされる。
出てきた担当者は、年配の女性であった。すると開口一番に
「私は手続き案内しか行いませんから。アナタを有利に運ばせるような質問の答えには一切応じません。分かりましたか?」
趣旨はもっともだが、もっと別の言い方あるだろう。思わずカチンとくる。訴訟準備は腹立ってばっかりだ。
かくして事務的かつ淡々と、書類説明等が行われ、とりあえず第一段階は終了する。これから訴訟にあたっての書類準備や証拠集め等を行われなればならぬものの、これがまた面倒臭そうで気持ちが萎えしまう。
不払い分をまとめて請求……と簡単に済むわけでなく、不払い案件ごとにひとつひとつ立証証拠を作らねばならないらしいのだ。今回は併せて60案件近くあるので泣きたくなる。
また、被告は個人財産を持っていることは確実なのだけれど、訴える対象は個人ではなく、あくまで会社だ。つまり被告の会社に財産がなければ、支払い能力なし、ということになってしまう。被告の会社は休業状態にあるので、どうにも困った事態だ。
今後もぼちぼちと進めていきたいと思います。
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2009年03月31日 雑文 トラックバック:0 コメント:0

携帯電話の新規契約を行ったところ、「現金つかみ取り」キャンペーン中とのこと。たいへん恐縮である、手がでかいので。
自分でも驚くほどがっぽり取れてしまい、総数114枚。あっさりと最高記録を叩き出した。
3名いた店員はそろってすごくいやな顔をしておりました。
キャンペーンはなくなり次第おしまい、だそうだ。
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1万人の群衆の中に一発の銃弾を撃ち込んでみよう。
すると、その弾に間違いなく当たってしまうのがおれである(でも、しぶとく生き残る)。行く先々では「待ってました」とばかりに大寒害、大洪水、クーデータ、果ては核戦争危機が勃発するのだ。相当数、おれのせいで死んでると思う。
不運の固まりだが、悪運だけは強い。周りとしてはこれほどの迷惑はないわけで生命保険の勧誘はどこもあっさり引き下がる。
それでも、人の輪だけには恵まれているのはありがたい。本日、高校時代の友人の紹介で、某IT企業と業務提携を行った。友人そっちのけで話をスムーズに進めていたところ、友人がポツリと一言。
「おまえ、すごいなぁ。すごいよぉ」
なんか知らんが尊敬されてしまった。さてはバリバリ仕事が出来る人間と思われたか。と、ひっそり喜悦していたところ、
「いやいや、普通の会話も出来る人だったんや。気に入らなかったら無言で殴った上に、モンゴル馬で市中を引き回すんじゃないかと心配してた」
また、きたか。それはただの立派なキチガイでありましょうよ。
友人はこのブログの存在を知らぬので、誤解を招く要因はないはずだし、そもそも高校で一番親しい奴であった。つまるところ、昔から奇人変人の認定を受けていたと言うことか。
そういえば、先日、16歳時の「適正・性格診断テスト」結果資料が、唐突に出てきたのですね。受けた記憶すらなかったので、内容を見てびっくりした。

「安定志向」が最低で「冒険志向」が最上級。趣味や理想しか追わない。「実務」が苦手で「体力」だけ。
何ひとつ成長していませんな。立派な社会人不適格者である。でも、こんなおれが好き。
2009年03月05日 雑文 トラックバック:0 コメント:2